歌舞伎を観続けて幾星霜…スーパー歌舞伎の初観劇でした。思えば、一昨年春(スーパーと名乗らず、スーパー要素を排した)『三国志』で團子の若武者ぶりに、澤瀉屋の将来を期待したもの。現代的な長身でスタイルが良く三代目猿之助と浜木綿子の容姿(華やかさ)、父の聡明さを受け継ぎ、従伯父の四代目猿之助に学んだならば、どれほど素晴らしい俳優になるか、と。(一般人の方なので写真は分かりませんが、元CAのお母様も、スラリとした端正な方なのでしょう)昨年の事件の直後、代役を引き受けた彼の姿は鮮烈でした。旦那二人(猿翁・段四郞)を一挙に失い、若旦那一人は(四代目猿之助)長期的に舞台に立てずもう一人の若旦那(中車)も事情あり、となった澤瀉屋を潰さない、潰れないという存在感を示したのは、天性のカリスマ性、華やかさを感じさせるものでし...令和6年3月スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』
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