脚本・演出、童話創作の傍ら、音楽劇の制作に取り組む佐野語郎の活動紹介~作・演出に『全体演劇 わがジャンヌ、わがお七』ほか。出版に『ほしのこ ピッカル』『雪女とオフィーリア、そしてクローディアス 東京ミニオペラカンパニーの挑戦』ほか。
あれよあれよという間に観劇の予定がどんどん増えております。*ライブ版2024年春ひな祭り公演『西瓜とゲートル』第2弾桑原茂夫原作(『西瓜とゲートルオノレを失った男とオノレをつらぬいた女』から)・脚本天願大介演出月船さらら、外波山文明出演山崎ハコ特別出演四家卯大音楽SPACE雑遊ギャラリーB13月2日~3日母の遺品のなかから出てきた小さな手帳に記されていたのは、夫が出征したあとの子どもたちと八百屋の店を守り抜いた戦中戦後の日々の記録だった。それを丹念に読み込み、当時の世相や用語、出来事の背景などについて注釈を加えた原作は、市井の人々の暮らしや心の様相を活写する素晴らしいドキュメンタリーであり、新たなる戦前とささやかれる流れに断固抵抗する作者の気概あふれる一冊である。2021年秋の第1弾を見逃してしまったので...2024年3月の観劇と俳句の予定
Nibroll/ミクニヤナイハラプロジェクト『リアルリアリティ』
2024/3/18プロジェクションマッピングとコンテンポラリーダンスと音楽を組み合わせた舞台芸術。ダンスは演劇ほど演者の表情に焦点がないので、見た目が暗くなりがちなプロジェクションマッピングとは相性がいいのかもしれない。最初パネルに、不自然な姿勢で首を吊る人々の映像がたくさん映し出される。自分にはタイトルと、実際の表現の関係性はよくわからなかったけど、とりあえず生と死のモチーフが繰り返し出てきているよう。数字の海に流されていく死体のようなもの。暴力や戦争のようなもの。棺桶のようなもの。地層のように世代が移り行く感じ。衣裳を脱ぐ動きが多いのも代謝の表現なのか。なので、テニスと新体操っぽい部分は唐突な感じはした。もともとダンスと親和性の高い音楽に、照明効果も加わって多層的に見られる仕組み。というか、照明効果が...Nibroll/ミクニヤナイハラプロジェクト『リアルリアリティ』
ツアーに出ています。 【公式】恐竜ラボ!キング・オブ・ハンターズ from DINO-A-LIVE肉食恐竜の大スターたちが集結!最強の肉食恐竜“ティラノサウル…
山田洋二監督『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1975年)
2024/3/16・寅次郎が飲み屋で謎の爺さんを拾ってきたことをきっかけに、なぜか市役所の接待を受けたり、金をだまし取られた芸者の話を聞いて、我が事のように怒ったりする話。・最初の夢シーンは『ジョーズ』のパロディ。ジョーズが1975年、本作が1976年。早い。想像していたより死に方が雑すぎて笑った。源公むごい。・こういうバカバカしいシーンの場合、味付け濃いめの渥美清の演技と、自然な感じの倍賞千恵子の演技を並べると、さくらのほうに違和感と面白味を感じてしまう。・寅次郎が目まぐるしい。・甥っ子のお祝いをしてくれる。人からバカにされたと拗ねる。居酒屋で無一文の爺さんを見かけたから立て替えてやる。家に泊めてやる。高名な先生だとわかると金づるにしか見えなくなる。接待を受けたあとにとらやの飯に文句を言ってイヤな顔をさ...山田洋二監督『男はつらいよ寅次郎夕焼け小焼け』(1975年)
「あなたと合体したい」という言葉と・・・パチンコのCMだったのかな? 当時のことは覚えていませんが、そのセリフと歌はとても印象的でした。 で、前日YouTub…
本当に美味しい餃子は、味に嘘をつかない。 すごいコピーですね。 すごい自信。 餃子がつく嘘ってなんなんでしょう。 味につく嘘。 妥協しないよって言う意味? …
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