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サヨナラ!武士の鑑・畠山重忠😢😢😢 9/18放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、畠山重忠の乱を描いた第36回「武士の鑑」だった。もうね・・・役者さんたちの演技がものすごい熱量で、まだそれがただ見ただけのこちらにも残っているような気がする。 中川大志(まだ24歳!)演じるアラフォー畠山重忠は「戦など、誰がしたいと思うかー!」と顔を震わせ万感込めて吠えた。そして、自ら畠山討伐の大将に志願することで、義理の弟でもある友人との戦を回避する道を探ろうとした小栗旬の北条義時。しかし、ふたりの思いは虚しくも叶わない。結局、筋を通したい重忠に向けて、義時は「これより、謀反人畠山次郎重忠を討ち取る!」と…
中川大志の静かな圧が凄い 9/11に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の35回「苦い盃」。てっきり畠山滅亡回かと思い、前回ブログでは先走ってしまった。苦い盃=心ならずも畠山を討ち取った後の義時の苦い祝杯か?と予想してのことだった。 toyamona.hatenablog.com 考えてみれば、確かにパッパッと片付けるなんてもったいないことを制作側がするはずがない。たっぷり見せるよね。畠山重忠を好演する中川大志の退場があまりに勿体なくて、こちらも身構えすぎた。 次36回の「武士の鑑」はタイトルからそのものズバリでため息しかないが、前回の先走りを反省して予告についてはあまり触れない方が良…
35回の予告が怖い NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第34回「理想の結婚」の再放送を土曜日に見た。この回自体は、実朝と義時、それぞれの婚姻に向けての騒動を描き、これまで惨劇続きで気持ちが疲れていた視聴者に一息をつかせるような回だったなと感じた。 しかし、その分、抑えたマグマは9/11の次回「苦い盃」で爆発しそうだ。 もうね・・・予告を見ただけで息が詰まりそう。見栄えを誇る畠山重忠の嫡男・重保と見られる若者(こちらも見栄え良し)が、北条時政とりくの愛息・政範に異変が生じた宴会に同席し、政範が盃を取り落とすのを見て驚く顔が映っていた。 ロングバージョンの予告はもっと怖い。りくがはっきり「息子は殺…
主人公・義時は「悪い顔」へ変貌 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、先日8/28の第33回「修善寺」で源頼家が死んだ。修善寺は、当時から温泉場として療養利用もされていたそうで、病み上がりの頼家が療養に行かされる場所としてはふさわしいのだろう。けれど、24回「変わらぬ人」で源範頼が刺殺された所なのだから、不吉だ。 さらに、もしかしたら慈円が書き残したように残酷な方法で頼家は斬殺されるか・・・と考えてしまって、スタート前に既に気持ち的に少しどんより。そう言いながらも、三谷幸喜脚本の面白さが勝り、毎回絶対見るとは思っているのだけれど。 「鎌倉殿の13人」は、歴史に則っているとはいえ、ここのところの…
顔の大きい佐藤二朗 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第31回「諦めの悪い男」。今回もまたまたすごかった。8/14に放送され、ここぞという時の思い切りの悪さ&先見の明の無さが尾を引いて、比企能員が死んだ。おもしろおじさんのイメージの強かった佐藤二朗が、笑顔の怖ーい悪役・比企能員を演じて、最期まで小物らしくジタバタして素晴らしかった。 当主の戻らない比企家で、「兵を整え迎え撃て!」と息子に叫ぶ妻の道、不幸にもまだ健在だった比企尼(何か投げてましたね)、そして一幡をかばってトウに瞬殺されたせつ・・・切ない。この女優陣にも涙。拍手を送りたい。 佐藤二朗は顔が大きい。義時や頼家と見合っているシーンで…
北条政子が悪夢を見てる? 8/27にNHKの総合で土スタを見た。「鎌倉殿の13人」の特集とのことで、北条政子役の・・・おっと、「政子」役の小池栄子が出演していた。「鎌倉殿」の再放送から引き続き、楽しみに見た。 本日13:50~ #土スタ のゲストは #小池栄子 さん🎉#鎌倉殿の13人 の再放送直後に生出演!政子役についてたっぷりお話を伺います。ワンちゃんLOVE❤️な素顔も… ぜひお見逃しなく!小池さんへの質問メッセージはこちらへ⇒https://t.co/49GLPy9DmI#小栗旬 #金子大地 #宮澤エマ #ゴルゴ松本 pic.twitter.com/fG8ytRHxrg — 土スタ (@…
宮澤エマの、圧巻の泣き笑い演技 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週日曜夜の放送。それなのに、土曜昼の再放送を見てからのタイミングでブログを書きたくなるのは、一体どういうことなんだろう。 正確に言うと、今回は少し前の回も見たくなって再放送じゃなくて録画分をまとめて見た。さっさと日曜の放送を見た時点で書けばいいのだが、そういう気分になるのが毎度遅くて・・・読んでくださる方には、どうも失礼しています。 「鎌倉殿の13人」はさすがの三谷幸喜作で作り込まれて情報量が多く、私のぼんやりした頭の中で咀嚼するのに時間がかかっているのかも。それが土曜の再放送を見た時点で、ようやく混沌とした中から何事か言葉…
YouTubeの鎌倉殿解説に相変わらずはまっています NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は7/31に29回「ままならぬ玉」が放送された。「玉」とは、古井戸へと落ちて行った蹴鞠の玉(たま)を直接には指しているのだろうけれど、オープニングで描かれている蹴鞠の玉は「権力の象徴」らしいので、扱いにくく転がっていく権力を頼家がつかみ切れない様がサブタイトルになっていたのか。 とはいえ、頼家はもがきながらも少し成長した。もう蹴鞠には逃げないそうだし(逃げている自覚があったんだね)、頼家を信じようとぶつかってきた比企家の「せつ」の言葉に心動かされ、彼女が産んだ一幡を嫡男にすると決めたと義時に言っていたし。 …
坊っちゃん頼家、人に頼れず空回り 第2章が始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、7/17に放送された第27回はタイトルとは微妙に異なるサブタイトル「鎌倉殿と13人」だった。 先ほど土曜日の再放送を見て、日曜日の本放送では見逃していたことに気づいた。頼家、あんなに涙を流していたとは・・・そうか、そうだったか。頼家なりには傷ついていたんだ。 今日はタブレットで見て気づいたのだけれど、日曜日に最初に放送を見たのはスマホの小さな画面(NHK+)だったか。それで見逃してしまっていた。その後、月曜日に家族と大きなテレビ画面で録画を見たのに、中の人の渾身の涙の演技を見逃していた。「頼家、イヤイヤ期か。…
大河ドラマを思い起こす、安倍晋三氏の死 先ほど、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第26回「悲しむ前に」の土曜昼の再放送を見た。昨日、元首相の安倍晋三氏が亡くなったと知ってからこのドラマを見ると、フィクションの世界だけれど、不思議なデジャブを日曜夜に見ていたような気がした。 安倍氏は、7/8の昼少し前に参院選の応援演説中に狙撃され、夕方5時過ぎに亡くなったと報道があった。信じられない。元自衛官(41)が、手作りの散弾銃を使い、SPに厳重に守られていたはずの安倍氏をスナイパー張りにあっさりと銃撃したのだった。 襲撃時の様子を画像で見ると、犯人は直前まで聴衆に溶け込んで拍手なんかもしていて、そこ…
弟を活かせる兄であれば、歴史は変わったか まるでここまで主役のように物語を引っ張ってきた大泉洋演じる源頼朝が、先週25回「鎌倉殿の13人」の最後で落馬して意識を失った。「佐殿!」と長きにわたって従者として仕えてきた藤九郎が、古い呼び名で叫ぶのが涙を誘った。 アサシン善児が、馬を驚かせたり足を取るようなことをして頼朝をワザと落馬させるようなことは・・・無かった。義経の亡霊を見ることも無かった。誰の指金でもなく、淡々と、死に近づいていく頼朝の様子が描かれた。 前週24回で描かれた範頼の殺害から数年で頼朝は斃れるのだから、皮肉なものだ。 範頼は、頼朝が考えたような人間ではなく、「真田丸」で三谷幸喜が…
善児に育てられる娘、トウちゃん登場 本日、あと少しで「鎌倉殿の13人」の第25回が始まるというのだから、先週の24回「変わらぬ人」のことを今さら書かなくてもいいかなーとは思ったものの・・・気になることは短く書いておこう。 みなさまの癒しだった蒲殿(源範頼)が「マクワウリ」に気を取られている間にサクッと殺されたシーン。ああ、三谷さん、そうか・・・ここで殺しちゃうのかと残念だった。 埼玉県の吉見で蒲殿の子どもたちが生存したとの記録があるので、そっちに逃げる説を選択する手もあるかなと思ったけれども(吉見の皆さんも期待していただろう)、義経と同じように「こうあってほしい」伝説には逃げずに、無残にも殺さ…
山の神は金剛(泰時)を祝福した 今期のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、6/12に23回「狩りと獲物」が放送され、有名な「曾我兄弟の仇討」が重要なモチーフになって話が展開した。(以下感想、がっつりネタバレです。ご注意を) 頼朝が自分の後を継いで二代目鎌倉殿にさせたい嫡男・万寿。そのお披露目の場として催された富士の巻狩り。しかし、万寿は狩りの方はてんでダメで、軽々と猟の成果を挙げたのは義時の長男「成長著しい金剛」の方だったわけだが、この「成長著しい」というテロップには笑った。 それもそのはず、前回の子役からいきなり、大人の役者・坂口健太郎(30歳)になったから、違和感はありあり。当時、金剛は…
八重さん、わかっていたとはいえ😢 先週のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、とうとう主人公・北条義時の愛妻・八重が落命した。そろそろ正妻である比企家の姫の前が出てこないといけないから、八重はどうするんだろうとは思っていたが・・・やっぱりの水死パターンとなった。 \見逃し配信/#NHKプラス では「#鎌倉殿の13人」を見逃し配信中!ただいま 第21回「仏の眼差し」をご覧いただけます。見逃した方、もう一度見たい方も ぜひお楽しみください!!関連番組も見逃し配信中です。▼配信ページはこちらhttps://t.co/WdZm4jbfE6 pic.twitter.com/tubYEYq3tW — 2…
チンギスハンになった・・・は無いのでは 前回5/22のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、奥州平泉に逃れていた義経がどうやら妻と娘と共に最期を迎え、「義経の首」と称される物は鎌倉に届けられた。大泉洋演じる頼朝は、公式の態度とは裏腹に、その首を前にしてひとり号泣し、多くの視聴者を泣かせた。 鎌倉殿の13人 後編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]価格: 1210 円楽天で詳細を見る そうやって裏の人間的な面が描かれると、そろそろドラマからの頼朝の退場も見えてきているのかなと思ったりする。さらに、演じる中の人が「土曜スタジオパーク」か「あさイチ」のプレミアムトークに出ると危ない。 …
義経の逃亡説にも含みある描写 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、5/22の第20回で源義経の最期を・・・はっきりは描かなかった。これだと大陸に逃げた説もOKになるけど・・・という描き方。見ごたえのある、よく練られたやり方だよなあと面白かった。毎回毎回、すごい。 藤原泰衡が軍勢を率いて義経に迫る中、鎌倉へ帰ろうとする北条義時が義経がいる場へと弁慶によって強引に呼ばれたところで、もろともに死のうと義経に言われるのかと思ったら(でもそんな緊張感は義時側にも感じられなかったけれどね)、さにあらず。 「弁慶の立ち往生」の下ごしらえ(へー、あんな風になっていたのか!)を進める弁慶と明るく別れを告げた義…
空気一変、佳境が続く「鎌倉殿」 今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず見ている。「今日からみんな武衛だ」で視聴者に愛された、佐藤浩市演じる上総介広常の誅殺は、見ているこちらは死ぬことはわかっていても、居並ぶ御家人の皆さんと同様、とてもショックだった。少年の純粋さのまま振る舞えていたような主人公・北条義時も、闇に一歩、足を踏み入れた苦い第15回だった。 鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]価格: 1210 円楽天で詳細を見る そして前回の16回は、義経伝説が始まり、義経が天才武将として覚醒した。これによって(推しの)青木崇高演じる木曾義仲は退場、巴…
懐かしの大河ドラマ再放送 日曜日の早朝に再放送されているNHK大河ドラマ「黄金の日日」を見ている。と言っても、リアルタイムでは寝坊助の私には無理なので、録画したものを遅れて見る。 今日になって先の日曜日に放送された第46回「五右衛門刑死」を見たが、44年前の1978年の放送当時にも見た記憶の通り、根津甚八が演じる石川五右衛門は最高に格好良かった。 さすがに細かいことは忘れていたが、皆の方を向いてニヤリと笑った五右衛門が、煮えたぎる鍋の中に後ろ向きのまま自ら落下、釜茹での刑に処せられたシーン。これは私の記憶にしっかり刻まれていた。 忘れていたのは、その刑死の瞬間に助左衛門が打ち鳴らす教会の鐘が鳴…
拾い物だった「青天を衝け」 2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まった。 その前、たったの41回で終わってしまって冷遇された感の拭えない前年の「青天を衝け」は、期待以上の面白さで楽しませてくれた拾い物だった。今や、渋沢栄一の名は全国に知れ渡っただろう。1万円札になるのも当たり前だね、と渋沢の超人・偉人ぶりを見て多くの人が思っただろう。 その90年の人生を、若い頃を中心にコンパクトにまとめて見せてもらったのだったが、壮年期以降ももっとじっくり見たかった。 「愉快に働け」「仁者に敵なし」等々、さすがに心に残った名言も多かった。きっと大河ドラマ館的な物は終わってしまっただろうけれど、コ…
お題「気になる番組」 はてなブログの「お題スロット」というものをチェックしてみたら、出てきたのが「気になる番組」とのこと。 振り返ってみると物心ついて以来、毎年のように見てきた番組がNHKの大河ドラマ。今年はさらに、あの「真田丸」を執筆した三谷幸喜さんが脚本を書いている。大ファンだ。それだけで絶対見る。 ということで、来る日曜日に初回を迎える「鎌倉殿の13人」は気になる。目下、一番気になっているのはこの番組だ。 鎌倉に所要があり出かけた際、思いのほか時間が余ってしまったので初代「鎌倉殿」である源頼朝の墓地を訪ねてみたことがある。一昨年の話だった。 すぐそばに、今回の大河ドラマの主人公・北条義時…
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