白鷺だより(31)トップホットシアターのこと(5)その間僕がやったこと
トップホットの大道具の村上のお父さんはOSミュージック時代からこの劇場にいていわば生き字引である。僕が初めて演出した時「あんた昔の花登そっくりやな知ってるやろ花登コバコ」と言ってくれた。誉め言葉に取りたいと思った.お父さんはストリッパーの間で巨根で有名だった。彼が風呂に入っていると大勢見物にきたという。照明のDさんは競馬のノミやもしていた。悪いあそびを教えてもらった。東京のW大を出た顔見知りの村上君が宝塚に入ったと挨拶に来た。村上君とはそのあと毎日放送のイベントで再会する。その時はかれは岡田敬二さんの演出助手をやっておりその下に小池修一朗が走りまわっていた。昭和47年≪25歳)コマ新喜劇の脚本・演出奥津由三・赤井タンク・西川太市、三好正夫ら月10日ごとに上中下席ということで月3本を何人かで書いていた処女作...白鷺だより(31)トップホットシアターのこと(5)その間僕がやったこと
2025/06/26 21:12